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2015年の自分のコンサート鑑賞を振返ると、例年とは異なる点が2つあった。
1つは回数が大きく減ったこと。前年比▲25%だった2014年の45回から、さらに▲33%の30回に減った。ピークだった2011年の65回に比べると半数以下だ。音楽を好きになってからおそらく初めて、主に稼業の影響で、音楽鑑賞に興味を失った時期が断続的にあったためと思われる。 もう1点は、振返りで展望した1年の方針というか傾向は逆行する、というジンクスが2015年は当てはまらなかったこと(笑)。2014年に展望した「鑑賞機会の抑制傾向は継続してその分1つ1つの機会をさらにじっくりと味わっていきたい」は、そのまま2015年の振り返りに合致する。 結果として絞り込まれた30回の鑑賞機会の中で、特に印象深かった5つの演奏会は以下のとおり。感想はリンク先ページをどうぞ。 3/7 サロネン+フィルハーモニア管+ハーン 5/4 鈴木秀美@LFJtokyo 9/27 ハーゲン弦楽四重奏団@京都 12/4 ペレーニのバッハ無伴奏チェロ組曲① 12/17 N響第1825回定期(Cond.デュトワ) 上には挙げなかったけれど、2010年の年末以来ファンになりながら情報が少なく拝聴できなかったチェリスト、長谷川彰子さんのソロを聴けたことと、彼女がいよいよ国内の重要ポストを得たことは大きなニュースだった。しばらくは九州での活動が多くなると仰っていたけれど、遠くないうちに各地で拝聴できると信じているし、何ならアクロス開拓を兼ねて九響でのご活躍を聴きに遠征したいものだ。 ニュースといえば、ノット氏が東響への10年愛を告白するきっかけとなったモーツァルト・マチネを聴けたことは、何だか馴れ初めの現場に居合わせみたいでちょっぴり愉快(笑)。もちろん、演奏もとても良かった。10年愛には及ばないものの、憧れのピアニスト、デルジャヴィナを聴けたことも嬉しかった。ピアニストといえば、良席でルガンスキーの本領に打ちのめされたり、渋谷の異空間で浦壁+大井デュオのメシアンに絆されたりと、充実した出会いがあった。他に傾向としては、回数が激減したわりにアマチュア楽団を4公演聴きに行ったことは、特徴的だったといえるかもしれない。 2016年度は一段と不確定要素が増えて、展望が難しい。気になる公演はチェックしたものの、チケットは1枚も抑えていない。オーケストラ鑑賞は、贔屓の都響に東響とN響が肉薄しそうな予感。1月の秀美さん+TCPOのグレート、2月の野平さん+かなフィル@音楽堂は気になる。ラ・プティット、どうしようかなあ。LFJ、行くとは思うけれどどうしようかなあ。ご無沙汰の雑司ヶ谷拝鈍亭には顔を出したいなあ。庄司紗矢香さんの無伴奏ツアーは、大好きな県立音楽堂が日曜日だから行きたいなあ。アマチュア楽団、既に数公演目星はつけているけれどなあ。といったところ。 生きることが衣食住の追求だけであれば、働く意味が日本経済の国際競争力への貢献にあるのであれば、コンサートなんて富裕層の余暇とその子供の情操教育の手段ぐらいの需要しかないだろう。そうではないと信じたいし、そうではないことを確信できる生活の礎を築く年にしたい、というのが2016年の音楽的な抱負かな。 鑑賞のリフレクションと、私見をどなたかにご覧いただける文章にする訓練を兼ねて、少なくとも演奏会の感想をこの場に綴る営みはしつこく続けていきたい。殺風景で文字ばかりのブログですが、文字で表す中身は頑張るつもりなので、今年もお気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです。 ♪2014年 印象深かった5つの演奏会 ♪2013年 印象深かった10の演奏会 ♪2012年 印象深かった10の演奏会 ♪2011年 印象深かった10の演奏会 ♪2010年 印象深かった10の演奏会 ♪2009年を振り返る~コンサート・マイベスト5 ♪mamebitoのマイ・ベスト・コンサート2008
by mamebito
| 2016-01-04 00:02
| コンサートレビュー
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